ギリシアの家 

ギリシャの家
ギリシャ・北エーゲ地方の都市ヴァティの路地と家の玄関 / ギリシャ サモス島 ヴァティ

エーゲ海の東側、トルコ沿岸から沖合1キロメートルほどの場所にあるギリシャの島「サモス島」は、人口3万人ほどの島。古代ギリシアの数学者、哲学者ピタゴラスや、同じく古代ギリシアのヘレニズム期の哲学者でエピクロス派の始祖エピクロスらが生まれた地としても知られる、由緒ある島です。ギリシャ神話では、最高位の女神「ヘーラー」(ゼウスの正妻)が生まれた島であるといわれ、その「ヘーラー」を祀った神殿遺跡は「サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿」として1992年に世界遺産にも登録されています。

東西43キロメートル、南北19キロメートル、面積477平方キロメートル(種子島の面積が約444平方キロメートル)の山がちなこの島は、海岸に近い開けた場所に、家々が肩を寄せ合うように密集しており、路地も入り組んでいます。トップ写真は、そのサモス島第二の町ヴァティの路地の様子。玄関窓の格子の模様が印象的です。

ギリシャ サモス島 ヴァティ

ギリシャ サモス島 ヴァティ